阿須賀神社沿革
神体とする蓬莱山の南麓に鎮座。祭神は事解男命(ことさかおのみこと)。境内からは弥生~古墳時代の祭祀遺物が発見されており、早くから蓬莱山に対する信仰があった。 熊野信仰との関わりでは、古くから熊野三山の神々を祀り、中世の上皇・貴族の熊野参詣記録に「阿須賀王子」としてその名がみえ、熊野御幸の際の重要な王子社であった。 近世には、熊野速玉大社の摂社であり、同社の組織により運営された。明治には、独立して村社となり現在に至る。祭礼は熊野速玉大社と同日の10月15日。速玉社から阿須賀社への神馬渡御が行われる。

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