勝浦・新宮間が開通して本格営業
写)勝浦停車場

機関車はドイツ製DC3号型、時速は18キロであったと言う。客車はハフ13・14型と言われるもので、昭和9年新宮鉄道が鉄道省に買収された折、山形県の羽後鉄道に売却され、その後愛知県犬山市の明治村に引き取られて、現在も明治村で現役運行されている。 なお、新宮勝浦間の景色や伝説を歌い込んだ「新勝鉄道唱歌」が20番まであって、いま、太田川支流の小匠(こだくみ)地区の「小匠クラブ」の正面に古い額が掲げられていて、紹介されている。

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