旧丹鶴(たんかく)小学校
写)木造の頃の丹鶴小学校

2012(平成24)年3月、丹鶴小学校が140年に及ぶ長い歴史に幕を閉じた。千穂小学校と合併して、新たに「神倉小学校」が千穂小学校跡地に誕生したからである。 新宮小学校、さらに第一小学校から、丹鶴小学校へ、校名も変更を重ね、場所も下本町(しもほんまち)から現在地へ、当地初の学校として出発した。詩人で作家の佐藤春夫、作詞家の東くめ、教育家の西村伊作、画家の村井正誠(まさなり)、天文学者の畑中武夫、錚々(そうそう)たる卒業生がここで学んだ。 昭和25年佐藤春夫によって作詞された「にずるの城の山かげの」で始まる校歌が歌い継がれた(眞篠俊雄・ましのとしお・作曲)。昭和48年には「にづる」が「創立百周年記念特集号」を村井正誠の表紙絵で発刊している。

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