原文の万葉仮名(漢字)
「万葉集」巻四「相聞(そうもん)」の部に収められた原文は「三熊野之浦乃濱木綿百重成心者雖念直不相鴨」で、「みくまののうらのはまゆうももえなすこころはおもえどもただにあわぬかも」と読む。意味は「み熊野の浦の浜木綿のように、幾重にも心では思っているものの、直接には会えないことだ」。

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