「鯨踊り」
写)海岸での殿中踊り

踊り手は27人で、捕鯨の形を舞踏化したもの。捕鯨の一船団が27隻(せき)から構成されていて、そこから代表各ひとりが参加して踊った名残と言われる。構成は「殿中(でんちゅう)踊り」と「綾(あや)踊り」とから成り、前者は日の丸扇を持ち、網を投げて鯨を捕獲する所作(しょさ)を表現、後者は座した姿勢で綾棒(あやぼう)を投げたり、振り上げたりして銛(もり)突きの所作を表現。県の無形民俗文化財指定。

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