李梅渓(りばいけい)
頼宣の教育政策では、万治3年(1660)正月に「父母状(ふぼじょう)」を発布。自ら文を作成、儒臣李梅渓(1617-1682)に清書させたものを、領内全般に周知徹底させ、以後、廃藩置県まで藩の大切な教えとされた。内容は、親孝行、法律の遵守(じゅんしゅ)、謙虚(けんきょ)、勤勉(きんべん)、正直を旨とすべきを説いたもの。 頼宣は、名所旧跡の景観などを守ることにも意を用いた。

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