イギリス船ノルマントン号が勝浦沖で沈没
勝浦の浦島・狼煙(のろし)山の頂上の木陰に、小さな御影石の記念碑が建っている。25名の犠牲者の遺族の一人が、50周忌に当たる昭和10年4月に弔問記念として建てたもの。事故直後、明治政府はイギリスに遠慮して十分な捜索活動も行わず、沈没場所を推定した木標を建てただけ。その木標をなぞっただけだが、裏面に遺児の記名がある。

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