「余が社会主義」の一節
「(此の)南無阿弥陀仏は(天竺の言で有りて)真ニ御仏の救済の声である。闇夜の光明である。絶対的平等の保護である。智者にも学者にも官吏ニも富豪にも安慰を与へつゝあるが、弥陀の目的は主として平民である。愚夫愚婦に幸福と安慰とを与へたる偉大の呼び声である。」「嗚呼我等ニ力と命とを与へたるは南無阿弥陀仏である。」「諸君よ願くは我等と共に此の南無阿弥陀仏を唱へ給ひ。今且らく戦勝を弄び万歳を叫ぶ事を止めよ。何となれば此の南無阿弥陀仏は平等に救済し給ふ声なればなり。」

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