城内、川上不白(かわかみふはく)顕彰碑
川上不白(1719-1807・宗雪・孤雲とも号す)は、幼名亀次郎、父は新宮領主水野氏の池田御炭方浜役を勤めた。16歳で表千家7代目に師事、茶人としての力量を発揮、32歳で江戸に出て千家流茶道を広め、やがて江戸千家流と呼ばれ、その祖となる。城内の顕彰碑の文字「清風生蓬莱」は、不白の自筆。台座の「雪輪」の紋は川上家の家紋で、江戸千家流の紋章ともなっている。


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