龍鼓(りゅうこ)の滝
龍鼓橋から、西側の山千穂ケ峰の岩肌を落ちるのが龍鼓の滝。いまでは岩壁だけで、大雨の時でないと姿を現わさない。清流が流れていて、最近まで蛍が飛び交っていた。佐藤春夫の父豊太郎は隠居して、龍鼓の滝の下あたりに山荘を構えたいとの望みを持っていたようだが、それはかなわなかった。いまは砂防ダムができ、滝壺辺りは昔日の面影はないようだ。


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