新宮鉄道開通から100年
写)新宮駅周辺の祝賀旗行列

明治44(1911)年5月に工事が開始された新宮鉄道計画は、翌大正元年12月に勝浦・三輪崎間が仮開業、大正2年3月には勝浦・新宮間が開通して本格営業に入った。政府は簡単な規格で鉄道建設が可能なように「軽便鉄道法」を制定したことから、各地に地方鉄道建設ブームが起こったが、新宮の木材業者らは勝浦港からの木材搬出を企てた。この鉄道開始によって勝浦は飛躍的な発展を遂げるが、三輪崎は衰退に追い込まれた。


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